会社を休職中に行ってきた日本一周の旅

みなさんは、
学生時代にやっとけば良かったな
という後悔はありますか?


ぼくは、ありますーーー


今から考えれば時間も体力も無限にあったんだから「自転車で日本一周しておけば良かった」と思います。
これは、本当にもったいない事をしたなと思います。
学生時代は、夏休みをダラダラすごしていたので、今からふりかえると、「あれもできた、これもできた」と考えてしまいますよね。


ただ、その代わりに学生にはお金がない
みなさんもこれにつきると思います。
例えば、バックパッカーで海外を渡り歩きたい。「でもお金がない」。海外留学でホームステイしたい。「でもお金がない。」
(そして、お金に余裕ができる頃には時間か体力がない)


もちろん、"出会い"や"縁"といった偶然の要素も大切ですね。
ぼくの場合は、学生時代には、まだロードバイクにも興味なかったんで。
いろんなタイミングも重要なんだと思います。


でも、一番大切なのは"行動力"ではないでしょうか?
どんな状況であれ、結局やる人はやる。
やる方法を考え、工夫すればなんとかなるもんで、「やっぱり、メンタルが一番大事じゃね?」と思っています。


ところで、そのメンタルが弱かった私は、メンタル不調で会社を2年間ほど休職していました。


今回は、そんなどん底状態から始まって、ほぼ日本一周に近い体験ができたというお話をしたいと思います。

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休職生活の始まり

自転車に乗り始める


具体的な症状については、いずれ細かく書くかもしれませんが、ここではいわゆる"うつ状態"に何か色々と不安になる病気だと説明しておきます。


考えたくないのに色々余計な事を考えてしまうんですね。なので休職が始まってからは、とにかく色々な事をやって、病気や不安な事を頭からは離すように努力しました。それこそ数独から始まって、読書、英語、簡単な料理などでとにかく時間を埋めました。いったん仕事から離れて朝にたまごサンドを作る何気ない時間に、この時は癒されていました。


でも、以前から趣味だった自転車に乗るのが一番良かった事だと思います。やっぱり好きな事をやった方がいいのと、なにより体を動かす事が心にも良いいんですね。


家から少し走った所に、市営の墓地があるのですが、そこは小さい山になっており、お墓の回りを一周すると獲得標高がだいたい50~100メートルくらいになります。当然1周するくらいではもの足りないので、走る度に2周、3周と増やしていきました。


そして毎日毎日通い最終的には10周以上走れるようになったんです・・


嫁が!!


いや、僕も行ってたんですが、「筋肉は超回復が重要だ」とうそぶきながら、週2、3回のペースでした。


まあ、嫁としても僕がそんな状態だったので、色々な不安をヒルクライムにぶつけていたのだと思います。

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旅を始める


結果的には、二人ともかなり登坂力は鍛えられ、さらに時はコロナ時代、Gotoトラベルとかいうのも始まったので、3泊かけて琵琶湖を一周する旅に行きました。また、同じく短い期間ですが、淡路島も一周しました。琵琶湖の湖北や淡路島の南側はそこそこのヒルクライムスポットがありましたが、鍛えたおかげで何の問題もなく旅を楽しむ事ができました。

 

 

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話を日本一周に戻しますと、
自分は前から日本一周とは言わずとも、輪行でも良いので、「自転車で全都道府県を走ったぞ」と言いたいという思いがありました。また、休職中で時間もあったので、日本一周でもすれば自分も変われるのではないかという気持ちもありました。


ただ、治療の為、月に一回の通院があったのと、「休職中にそんな事して良いのだろうか」という罪悪感から決心できませんでした。結局は、せっかく時間があるのにも関わらず、また言い訳して行動できない状態でした。
しかも、学生時代と違い、さすがに社会人を長くやっていると、

少しは

「お金はあるんやで」

という状態になっていたんですが‥

 

きっかけは九州旅行

なぜ九州を選んだか


それでも、また旅行には行きたいと思い、次の旅先は九州を選びました。


なぜ九州を選んだかというと、


すごく「寒かった」からです。


いや、もう3月だったんですが、その年は季節外れの寒さで、とにかく寒い。
これで東北とかいったら死んでしまう。とにかく少しでも暖かいところへ、という理由だけで九州にしました。


鹿児島の南端の方からスタートしたんですが、コースもゴールも何も決めずに行きました。期間さえも決めておらず、次の病院があったので、せいぜい長くても3週間くらいかな、そんな程度でした。


正直、計画をたてるのが、めんどくさかったんですね。
ひとまず、うつ状態から脱しましたが、今度はその反動で、何か勉強とかしないとという焦りから、旅行の計画を考えるモチベーションが沸かなかったんです。


それでも、通院の間に行く事は決まっていたので、スタートは切らざる終えない。「まあ、なんくるなるさ」の精神で九州まで行ってしまいました。
本当に、初日に桜島へ行くコースを少し予習していただけです。


でも結果的にこれが良かったと思います。全ては計画できないし、なりゆき任せの旅、少し日本一周する旅人の気持ちに近かったと思います。

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毎日、毎日どうゆうルートを走ればいいか考えていました。


さらに大変なのが、予定が決まっていないので、毎回、毎回、直前に宿泊場所を決めないといけません。


嫁が!!


ルートは私、宿は嫁という役割分担です。


何も決まっていないから、現地で情報収集しながら判断しないといけません。だからこそ、その土地に興味をもつし、現地の人と会話しようとしましす。


今までの旅と違い、その土地の事をよく知る事ができたし、人との出会いも多く、密度も高かったと思います。

 

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ユルい日本一周へ


九州の旅行は、当初の予想を越え、関門トンネルから山口まで到達しました。まさか九州縦断まで達成できるとは思ってなかったです。


でも、旅行から帰った後、達成感を感じる暇も無く、むしょうに、また旅に行きたくなりました
2泊、3泊などの短い旅ではなくて、もっと長い旅を・・


そして思ったのです。これで中国地方とか四国とか分けて行けば、ほんとんど日本一周じゃないか
別に完璧な日本一周を目指さなくても、自分で日本一周と読んじゃえば良いんじゃないか。
「これが自分のユルい日本一周だ」と。


自分なりのユルい日本一周をまとめると
・数回に分けて良いので、全都道府県を自転車で走破
・その時々のスタート地点までは輪行で行っていい
・きっちりとした計画は立てず、良い意味でなるゆきに任せる

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また、自分は国道など交通量の多い道は嫌いで、この旅行中も裏道や山道、サイクリングコースを利用しました。だから進む速度も遅く、そうゆうユルさも自分には良かったと思います。


自分なりのユルい日本一周の一環として、何度か東京と大阪を自転車で行き来しました。

 

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前回は、太平洋自転車道を利用した大阪から東京へのサイクリングを紹介しましたので、
次は、松本経由の東京~大阪間のサイクリングを記載したいと思います。

 

最後に

それでも県境を越えるのはお薦め


たんに全都道府県でサイクリングする事が目標であれば、輪行で1県1県走破しても良いのですが、個人的には県境を越える体験は外せません


ものすごくシンプルに言えば、県境越えの時に「めっちゃテンションがあがる」からという理由だけでも十分です。


たいがい、県境は峠や山道の間にあり、苦労して苦労してやっと次の県に入る事ができます。
そんな苦労と、それを乗り越えた感動を繰り返すことで、その旅の思い出が強くなります。


あぁ楽しかったな」と思い出が残るだけでなく、もっと生きた知識という財産のような物が残ります。


例えば、歴史で関ケ原の戦いを学んだ事があると思いますが、今までは、関ヶ原てどこや?て感じでした。でも岐阜から滋賀までの関ケ原超えの経験が衝撃的だったことで、強く記憶に残ったり、もっと歴史を勉強したいという気持ちになりました。


どう衝撃的だったとか、ここらへんの話は次回したいと思います。

 

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