こんにちは。
こもすけ△です。
サイクリストなら一度はチャレンジしたいキャノンボール
24時間以内に東京⇔大阪間を自転車で移動する事だ
でも、これは非常にハードルが高い。
特に交通量の少ない道を安全重視で走りたい僕にとっては何も考えずに国道一号線をぶっ飛ばすなんてとてもできない。
でも、24時間以内という条件を外せば貧脚サイクリストでも3回も達成できました。
今回、安心安全に東京⇔大阪間を移動できるコースを紹介します。
まあ安心安全といっても2、3回は死にかけましたがwww
コースは3つで、
①太平洋経由
②日本海経由
③松本経由
です。
今回は第一段として、太平洋経由のルートを紹介します。
【大阪→東京(太平洋経由)】
太平洋経由は太平洋岸自転車道を利用します。太平洋岸自転車道は千葉県銚子から和歌山市までの全長1200kmのサイクリングコースです。
三重県の鳥羽から伊良湖まではフェリーで行きました。
運賃は一人1600円かかりますが、自転車は輪行袋に入れるとただで乗せられます。
いや船乗るなら自走じゃ無いじゃんというツッコミもあるかもしれませんが、日本一周する人も離島へ行くときは船乗るじゃん、だから船はセーフということで。
【大阪~伊賀~松坂~鳥羽】
伊賀までは以前行った事があるので、同じコースで行った。
大阪から木津川までは川沿いのサイクリングロードを利用して行けるし、木津川から伊賀までは山道だが、交通量は少なくない代わりにアップダウンもそんなにない。
伊賀からは国道25号で津まで走った。こっちは登りはそこそこあったが、交通量はまったくなく走り安い。
ヒルクライムが苦じゃなくなると、本当に行動範囲が広くなる。
そこから南下し、松坂から伊勢までの市街地を通った。
市街地は平地なのにむしろ走りづらかった。
鳥羽松坂線まで入ると交通量が少なくなり、また走りやすくなる。
なぜか、平地よりも登りの方が速いくらいなので、不思議だ。
山道を走っていると楽しくなってペダルついつい速くなる。
鳥羽からはフェリーで輪行したが、スペースは広いので、自転車の置く場所には困らなかったです。
【伊良湖~焼津~静岡】
伊良湖に入ってまず驚いたのは、本当にこんな壮大なスケールの太平洋を横目にサイクリングロードがあるんだという事だ。
この景色はマジでやばいよ。
絶対に荒サイや淀サイでは見られない光景でっせ。
まあ、そんなに長く続くわけではにないんだけど。
あと、サイクリングロードの入り口は少し分かりづらかったかも
サイクリングロードが終わると普通に車道走らされるんですが、わりと快適だ。
普段から交通量の少ない車道を事前に調べてルートを考えている。
スマホとにらめっこだ。
その苦労をお金も払わず代わりにして貰える。
走る時は、案内の矢印やブルーラインがありそれに従えば良い。
走る時さえスマホを見なくて良い。
煩わしいルート選択からの解放。気楽だ。
また、焼津から静岡に入る山越えまでは平坦なルートだ。
ただ、コース行程は交通量の少ない道やサイクリングロードを取り入れているので、むっちゃ迂回させられるwwwv
また、この地区は観光やフォトポイントたくさんある。
①道の駅 潮見坂
浜名湖の手前で海沿いを走る一号線と合流する所に道の駅潮見坂がある。
海を見ながら足湯ができる。ライドの途中の休憩スポットとしてお勧めだ。
②弁天島
浜名湖の近くにあるフォトスポット。水の上に鳥居が立っている。
ゆるきゃん2の聖地らしい。1は見たけど2はまだ見てなかった。
先に聖地巡礼してもうた。
③中田島砂丘
鳥取砂丘に行ったこともないので、初砂丘。テンション上がりすぎていっぱい写真撮った。
④浜岡砂丘
また砂丘
太平洋は砂丘むっちゃ多い。
⑤浜岡原子力発電所
で予約が必要だが、当日直前の予約でも大丈夫だ。
ゲームをしながら電力について学べる。けっこう楽しい。
巨大な展示物に圧倒された。
原子力発電所を囲う壁の模型。今は万が一津波が壁を越えても大丈夫な仕組みになっているらしい。てか中に硬質化した巨人が入ってそう。
【静岡~富士】
静岡からは基本的に国道の隣の自転車道や歩道を進む事が多い。
しかし清水区までは海に面しているので、風の影響をもろに受けた。
急いでいるのであれば、三保半島はスキップしても良いが、日本新三景の三保の松原だけでもよっておいた方が良いだろう。
途中から一号線沿いになり、少し走って行くと富士山が見えてくる。
綺麗だ。
この後一号線の右側から左側に横断する所で右側に曲がれという案内がある。
注意が必要なのは電車の線路を越えてから右折する必要がある。
間違えて一号線のところで右折しちゃいけない。
間違えて一号線デビューしちゃったwww
太平洋岸自転車道路では基本的に一号線はおろか幹線道路を走る事はほとんどないので安心して欲しい。
あったとしても歩道を走れるようになっているから臨機応変に対応すれば良い。
【富士~沼津】
富士に入ってれば、さぞ綺麗な富士山が見られるのだろうと思っていたが、自転車道からはそれほどでもなかった。
せいぜい、富士川を渡る時の橋くらいだろうか。
沼津に近づくにつれ交通量も増えてくる。また、千本街道が正式コースとなっているが、個人的には東海道の方が走り安かった。
もしくは、こちらも正式コースではないが反対側の海岸沿いの歩道?も途中から走ることができる。
【沼津~箱根~小田原】
沼津からは、いったん太平洋岸自転車道を離れ、箱根越えで小田原へ向かった。
まずは、函南を目指し、熱海函南線でヒルクライムをした。特段景色もきれいではないが、車はほとんど通らず走り安かった。
熱海箱根線から交通量は多くなったが、合流してから十国峠はすぐだし、そこまで登れば箱根峠までそんなに登りはない。
芦ノ湖付近はさすがに車が多かったが、下りも旧道?の東海道を利用すれば混まずに小田原まで下れる。ただ、箱根新道があるのにこちらにも車がちらほらいた。
ゆっくり自転車で下っていると後ろに車がついて来ているのに気づく。
なぜこんな道を走っているのか不思議に思う。
【小田原~湘南】
小田原では小田原城で箱根で買っていた雲助だんごを食べながら休憩した。
小田原から国富津まではまあまの交通量
国富津海岸にテントをはって仮眠をする事にした。
夜10時を過ぎたので、思った通り交通量は減っていた。
また、しばらくすると一号線と並走するように自転車道が続く。
さらに最後は海沿いの湘南砂浜道を走る事ができる。
ただ本当に所々砂浜があるので注意。
【湘南~町田】
湘南からは境川サイクリングロードで北上する事ができる。
ほぼ東京都の大和市まで続いているらしい。
ただ、境川サイクリングロードは蛇行しながら住宅街の横を通る。横断も多い。全然進まない。
結局、夜遅い時間だったので、空いている一般道を走る事にした。
しかし、町田市から合流した道路は夜明けだというのにトラックがバンバン通りだした。
しかも、仮眠したとはいえ、眠さももう限界。
一応、東京都じゃん。大阪ー東京完走やったね。
ということで輪行して帰りました。