こんにちはコモスケ△です。
みなさんはご飯派ですか、パン派ですか?
僕は、「めんたいこがあれば何杯でもご飯が進むぜ」のご飯派です。
しかしサイクリングになると話が変わります。
時間の無いサイクリストはコンビニで補給をすませる事も多いでしょう。
僕もよくコンビニでオニギリやパンを買って食べます。
しかし、また同時にサイクリストにはラストコンビニというトラップにも注意しなければなりません。
ラストコンビニとは、この先は田舎すぎて飲食店はおろかコンビニすらないよという状態です。
そういう時はやはりオニギリよりも軽量なパンが携帯にお勧です。
もっとも、軽装なローディーにはパンは大きすぎて収納するのに苦労するのかもしれませんが。
(筆者はサイクルジャージの背中のポケットからフランスパンらしきものを生しているローディーを見た事があります。)
今回の旅で改めてパンの魅力を再発見しました。
【伊賀の魅力】
今回の旅は伊賀へのサイクリングとなった。
伊賀へ旅行する魅力とはなんだろうか?
もちろん第一は熱い忍者押しである。
もはや忍者市と名のってるし。
こんな素敵な写真も撮れるよ。
あと伊賀城の近くには忍者博物館があり、忍者のことについて学べる。(有料です)
運がよければ忍者ショーも見られる(別途、追加料金が発生します)
ちなみに忍者は火薬の知識に長けていて、火遁の術の正体も実は火薬玉や鉄砲のことらしい。
これには、火遁豪火球の術を使うサスケもがっかりだろう。
【サイクリストからみた伊賀の魅力】
では、サイクリストからみた伊賀の魅力は何だろうか
やはり、まず第一は伊賀は山々の間に囲まれており、そこに行くのにも冒険心をくすぐられる点にある。
伊賀へのアクセスは、木津川市から京都いずみチャーミングロード(国道163号線)の山道を通って行く事ができる。交通量はそこそこあったが、アップダウンは少なく、比較的走り安い道だ。木津川市へは木津川サイクリングロードが通っているし、京都からなら桂川サイクリングロード、大阪からなら淀川サイクリングロードとも合流している。
まさに川を越え、山を越えた大冒険である。
また、行って分かったが、美味しいパン屋に出会えた事も旅の思い出だ。
【伊賀コリドールロード】
伊賀市街地から北東に行くとトルタロッソというパン屋さんがある。ここのパンは高級ホテルでも販売されており、つまりそれだけ美味しいという事である。そんな高級なパンがこの直売店に行くだけでお得に買える。
いつもコンビニのパンですます貧乏サイクリストには、これだけでも伊賀に行く価値があるというものだ。
ちなみにトルタロッソから4キロと離れていない道の駅あやまに行くと、直売店で120円で買えるパンが200円で売られている。
道の駅もあくどい商売しているなあと思った(注:個人の感想です)。
そんな大事なパンを抱えて走るのにお勧めなのは【伊賀コリドールロード】だ。
この道は伊賀の市街地を一周するようにできており、どこか遠い所へ向かう道ではない。
そんな道だからこそ、煩わしいトラックも走らない。のんびり自転車を漕ぐ事ができる。
のんびりした里山の中を走る。左手には山をのぞみ、右手には時々伊賀の市街地が見える。
決して平坦な道ばかりではない。繰り返されるアップダウン。上り坂はゆっくりゆっくりペダルを漕いでいく。
登ったところで、絶景ばかりの景色というわけでもない、休憩できるところも特にない。
それでも坂道を登って行くと、景色の良いところにでた。
これまでの苦労が一気にむくわれる。
目の前に畑が広がり、その向こうに伊賀の市街地を見下ろす事ができる。
さらにその奥には広大な山々が広がある。
まだ、時間はお昼前だったが、妻はもう腹ペコだといったので、道端だが、ここで食事にする事にした。
確かにここまでヒルクライムで消耗しており、お腹が空いている。
自販機で買ったコーヒーでも、この景色の中で飲むとおいしい。
8個も買っていたパンが、どういうわけか残り2個になっている。
”止まらぬ食欲”
である。
【ホテルにて】
伊賀コリドールロードを経て名張に到着した。
今回は、伊賀と名張で一泊づつしたが、同じ系列のホテルを利用したので、サービスでビール2本をもらった。
しかし、ただ酒は旨い。
ホテルでビール片手に、残りのパンを食べた。
甘いイチゴクリームのパンにほろ苦いビールこのアンバランスがちょうど良い。