こんにちは
輪行キャンパーのこもすけ△です。
人間の記憶というのはけっこういい加減なもので、脳が自分の都合の良いように書きかえてしまうそうです。
確かに僕も心当たりがあり、どんなにヒルクライム中は辛くても、目的地に着いた瞬間これまでのサイクリングがさも楽しかったように感じる事が良くあります。
これも脳が僕の記憶を書き換えてしまったに違いありません。
今回の旅もまさにそのような感じで、あんなに大変で苦労したのに、振り返ると楽しい旅だったと感じてしまうなんて・・
この記事は、同じ過ちを起こさない為の備忘録でもあります。
そう
雨の日に自転車でキャンプに行ってはいけません。
連休にプラスして有給をとっていたので、絶対にキャンプに行きたいと思い、群馬県にある上毛高原キャンプグランドを予約しました。
雨じゃん
ずっと雨じゃん
それでも行くまでは正直、タープもあるし何とかなるだろうと思っていました。
この時までは・・・
そんな楽しくてツラい雨の輪行キャンプを紹介します。
(ちなみに自宅から電車に乗るまでも雨に降られました)
今回のルート
新前橋まで輪行して利根川サイクリングロードをのんびり10キロ走った後、渋川からキャンプ場へ20キロのヒルクライムという計画です。
当初は渋川まで輪行しようと思っていましたが、キャンプ場のチェックインが2時の為、あまり早く着いても困るので、ウォーミングアップに利根川サイクリングロードを取り込むコースにしました。
利根川サイクリングロード
今回も過酷な旅になります。
キャンプ場は標高800メートルくらいの所にあり、そこまで自転車で登らないと行けません。
のんびり走れるサイクリングロードはこの旅唯一のオアシスです。
荒川サイクリングロードと違って、ほどよくアップダウンもあり、楽しく走れます。
雨さえ降っていなければ
お昼休憩を予定している道の駅こもちはレストランが11時からです。
あまり早く到着しても意味がないので、橋の下で雨宿りです。
そうはいっても雨は弱まるどころか、ますます強くなり・・
雨が降っているとブレーキの効きも悪くなっているのでゆっくり走ります。
道の駅こもちでお昼をとるにはちょうど良いペースかもしれません。
利根川サイクリングロードで鴨の親子の行列を見ました。
先に走っていた嫁に聞くと道路を横断していたようです。
何その可愛い映像
むっちゃ写真とりたかった(トリだけに)
※注 画像はイメージです
道の駅こもちまで
利根川サイクリングロードにサヨナラをして一般道を走りますが、
裏道に入ると橋の前に大きな水溜まりがあり、こんなサバイバル状態です。
道の駅こもちの手前で風情のある町並みに出ました。
道が片側通行になっているので、左側から進みます。
井戸もあり、こういう風景好きですね。
道の駅こもち到着
11時前に到着です。こんなに丁度良い時間になると思いませんでした。やはり雨のためスローペースです。
お昼
お昼は上州豚かつ丼を食べました。
嫁が言うには、僕のグルメレポートはあまり良くないとの事
そうでしょうか?
前回の記事を振り返ってみたいと思います。
まずは、キャンプ場でハムステーキを食べた後のコメントです。
つづいて、焼き肉のコメントです。
これはひどいwww
名物 上州豚かつ丼 810円(税込)
でーん!!
このかつの存在感がハンパない。
分厚い上州豚のかつを一口かじってみると・・・
脂身は甘みがあり、お肉はとてもジューシィ。
ボリューミィな上州豚かつ丼をペロリと完食。
このあとのヒルクライム頑張ろうと気合を入れ、ご馳走様でした。
いかがでしたでしょうか?
足湯
ここらへんは温泉がある為か、道の駅にも足湯が多いようです。
雨で冷えた体が暖まり、ヒルクライムに備えて体を回復させます。
普段は濡れた足を入れるのは気持ち悪いんですが
今回は靴も 靴下も シューズカバーも濡れています。
いっそ全部濡れいているので清々しいです。
(いや、シューズカバー仕事しろ!!)
キャンプ場までヒルクライム
こもちからのコースとしては、国道353号線は使わずに裏道を使って西へ進み県道36号線に合流し北進、その後、また裏道を使いながら進みます。
車がバンバン通る道よりも、裏道をのんびり走るのが好きなんですが、今回は雨の為、苦労しました。
まず、雨避けにビニール袋でスマホにカバーをしているんですが、くもるせいで地図が見づらくいんです。
何度か道に迷いました。やはり雨のライドはツラいです。
また、裏道の場合アップダウンがキツくなるですが、色んな荷物が水をすって重くなっているのでヒルクライムができません。
裏道はほとんど自転車を押して登りました。
まあ、36号線もほとんど自転車を降りて歩いたんですが・・
今回は斜度が緩くなったところで少し乗れる程度で、基本的にヒルクライムはギブアップしました。やっぱり雨の影響でしょうか、疲労度がすごいです。
しばらく走ると36号線を走り終わり、裏道から緑の村というキャンプ場や牧場の中の道を通っていきます。
ここまで来るととあと少しという事で、ひたすら自転車を押して登っていたんですが、最後のサバイバルスポットがありました。
大きな水溜まりがあり、自転車を担ぎながら横の草むらの上を歩きます。
最後の道はダウンヒルだったんですが、斜度がきつく路面の状態も悪いので、下りも自転車を降りて歩きます。
へとへとになりながらようやくキャンプ場に到着です。
雨の中のキャンプへ
つづく