こんにちは
輪行キャンパーのこもすけ△です。
なんとか雨の中を自転車で走り上毛高原のキャンプ場まで到着しました。
着いた時に、ほぼほぼ雨もやんでおり、時おり小雨という状態です。
キャンプ場に到着すると、まずは管理棟で受付を済ませます。
スタッフの人が僕らの格好を見て「えっ、自転車で来たの?」と驚いていました。
どこから来たのか聞かれたので、新前橋からだと答えると、「30キロ以上あるんじゃない?」とさらに驚いていました。
キャンプ場は管理棟から奥に進むつれて下り坂になっていて、各サイトが段々畑のようになっています。おしゃれですね。
自転車を押して砂利道を下っていくとようやく僕らのサイトに到着です。
雨の中のキャンプがスタートしました。
雨の中のキャンプ(小雨編)
ちょうど雨がやんでいたので、テントとタープをさっさと設営しました。
既に先約がいて設営済みですが、前の方には山が見えて雰囲気の良いキャンプサイトです。
タープを設営すると、その下にレジャーシートを敷いてそのまま座ります。
不思議な事に、なんだか普段よりまったりしている気分です。
タープのおかげで、後ろからの視線が遮られている為か、なんだか子供の頃に作った秘密基地にいる気分になれるんですね。
チェアに座っても十分な高さですが、それよりも直に座って寝そべったりしている方が気持ちいい。
もうそのまま、晩酌タイムに突入
今回は軽量化の為、アルコール度数の高いジンを少量持って来て、自動販売機で買ったコーラと割る作戦です。
これが何とも楽しいんです。秘密基地の中でパーテンダーごっこして遊んでいる感覚です。本当はビールが良いけど、重いしぬるくなっちゃいますしね。
そうこうしていると、だんだん小雨が降ってきました。でもタープの中にいれば全然問題なく、雨の中でも快適にキャンプができるんだと関心してしまいました。
雨の中のキャンプ(強雨編)
バーベキューを食べ終え、〆にワカメスープを飲んでまったりしていました。
嫁がyoutubeで焼き肉とワカメスープの組合せが合うと聞いて今回取り入れてみたそうです。
正直、食べる前は期待していなかったですが、めちゃくちゃ旨いです。ワカメスープ。おすすめです。
その時です。
ぱつぱつぱつぱつぱつ
と音がして、後ろを振り返ると大量の雨がレジャーシートに落ちてきました。
慌てて、後ろのレジャーシートを折り込み荷物も待避させました。
雨あしがかなり強くなりヒヤヒヤしましたが、後ろの領地が少なくなっただけで問題ありませんでした。
今度はコーヒーブレークの為、お湯を沸かしていると風に乗って前の方から雨が入ってきます。クッカー等を後ろにずらせば良いのですが、さすがにそこまで領地を減らしたくありません。
既にウォールマリアは侵略されたのに、ウォールローゼまで侵入されるわけにはいきません。
そこで、嫁が持ってきたMont-bellの折り畳み傘で前の方をガードしました。
当時は必死のパッチすぎて写真を撮ることすら忘れていたので、再現してみました。
このように小雨程度であれば問題ないですが、強い雨になると色々めんどくさいです。トイレに行くのでさえめんどくさくなりますしね。
やっぱりキャンプにはタープは必要だと改めて実感しました。
ずっと雨だったので明日こそは晴れて欲しい。そんな事を思いながらテントに入りました。
上毛高原キャンプグランド施設紹介
管理棟兼売店
管理棟前には自販機があり、爽やかなひとときをもらいにコーラを何度も買いました(^^♪ キンッキンッに冷えてて非常に旨し。
管理棟の中は‥
さすが高規格?キャンプ場?であるのだろう、沢山のモノが売っていたような、いや、レンタル品があったような気がしています。
間違いないのは笑顔がまぶしいスタッフの皆さん。とても親切に対応やご教授して頂きました。
共同露天風呂
男湯、女湯共に脱衣所等にロッカーはなし。
(アベックなら交代で風呂に行けばオッケー問題なし)
男女ともにシャワーは4つ程度なので次の人のためにもササっと洗っちゃおう。
湯舟は家のお風呂が二つぐらいくっ付いた感じのおっきさ。かなりワイルドだがこれもまたキャンプならではの楽しさ満載。
炊事棟
我々に割り振られたキャンプサイト近くのキッチン棟には水道が5つ。
しかもこの水道、お湯も出るのです。油のついた食器を洗うのにはとても重宝しますね。
朝、顔を洗う時は気合を入れずにぬくぬくと目を覚ますことが出来ましたよ( *´艸`)
トイレ
先程紹介しました炊事棟のすぐ側にトイレがあります。
個室様式のみ男子2つ(プラス小1つ)、女子2つとあり、便座を拭く便座除菌クリーナーが備え付けられていました。
個人的にはもう少しトイレ増やしてほしいと思ってしまいましたが。
キャンプサイト
僕たちはオートサイトを予約しました。
1泊2日チェックイン14時チェックアウト12時で、お値段6000円でした。
段々畑のようにサイトはひとつひとつ区切られており、これなら混雑時も隣のサイトが気にならないようなつくりになっていました。
サイト内は芝生でもふもふです。晴れてたらシートを敷いてただごろんとしていたいですね。
番外編 上毛高原グランドキャンプ場の夜
ぱつ ぱつ ぱつ ぱつ ぱつ・・・
深夜、少しくぐもった雨の音で目を覚ます。
「あれ? ここは?」
と思ったのもつかの間、すぐにテントの中だと気付く。
もそもそと体を動かしシュラフから上体を起こすと
テントの入り口から少し外の様子を覗く。
鼻から息を吸ってみると、雨の匂いがする。
雨の匂いは都会のそれとは違い、木々や草花、焚火や自然をも取り込んだ心を落ち着かす作用のある不思議な匂いだ。
せっかくのキャンプだというのにまた雨が降ってきている。
真っ暗な空から降って来る水滴にライトを当ててみる。
輝いた宝石のような粒が沢山、この芝生の大地に降り注いでいるように見え僕はほくそ笑んだ。
「もう一寝入りしよう」
僕はテントに降り注ぐ雨音を聞きながら、
再び夢の中へと戻って行った。
翌朝へとつづく