こんにちは。
こもすけ△です。
【淡路へ】
大阪から淡路島に向かう為、兵庫県の山手幹線や西国街道を走っていた。
片側2車線の幹線道路だが、交通量がそれほど多くなかったり路側帯が広かったりして走りやすかった。
舞子から裏道を走り、ようやく明石に到着した。
明石からは本州から淡路島にかかる明石海峡大橋が綺麗に見える。
空と海と大橋、この立派な風景を見れるだけでも神戸に来た価値があるというものだ。
この橋を通って自転車で淡路島まで行ければどんなに素敵だろうか。
ただ、残念ながらここは車専用だ。
自転車の場合は明石から「淡路ジェノバライン」で船で行く事ができる。
所要時間は13分くらい。
費用は大人運賃530円+自転車240円でリーズナブルだ。(2021年1月時点)
自転車を輪行袋に入れる必要もない。
【淡路島西側】
ジェノバラインの待ち合には西側がサイクリングコースにお勧めと書いている。
交通量が少なく走りやすいかららしい。
しかし、これには注意が必要だ。
そもそも淡路島の周回コースは、平坦な東側、ヒルクライム地獄の南側、適度なアップンダウンの西側の3つに別れる。
確かに西側は交通量は少ないが道幅が狭い割に大きなトラックが通る事が多い。
それに適度なアップダウンといってもレンタサイクルで借りたママチャリで走るとかは流石に大変だろう。
特に道の駅うずしおまで行くのは結構大変なヒルクライムだと思う。
ただヒルクライムは大変だけど淡路島特産の玉ねぎを使ったバーガーは絶品だった。
【淡路島南側】
南側は道の駅うずしおまでの登りを含めて4つある
どれも同じくらいのハードで、高さはそれほどでもないが、エグい斜度が数ヵ所ある。
ただ、山と山の間は、交通量も少なく、平坦な海岸線を一人じめできる。
途中にはなぜか猿もいる。
【淡路島東側】
一方で淡路島の東側は平坦で走りやすい。
その上、綺麗な海も楽しむ事ができる。遠くに大阪か和歌山らしきものが"うっすら"見える。
しかし、中間値点の洲本に着くまでの道は大きなトラックも通るので、脇道を走った。
脇道を走ると国道ほど早く走れないし、遠回りになる。
それでも、僕は脇道を走るのが好きだ。
のんびり自分のペースで走れるからという理由もあるが、それだけじゃない。
”思わぬ出会い”があるからだ。
今回の出会いは淡路市役所近くの道路だった。
遠くからで、はっきりとわからんが道路の真ん中に猫らしきものがいる。
よく見ると道路の真ん中だというのに、堂々とくつろいでいる。
くつろいでいるどころか寝ていた。
「あぶないよ」と言いながら、近づいて行く。どうやら1匹ではなくて2匹いるようだ。
いや、それだけではない。
回りを見渡すとゾロゾロと猫がでてくる。
20匹くらいいる。しかもニャーと泣きながら近づいてくる。
なぜかタイヤにスリスリしてくる。
いつもはエサを携帯しているが、今日は持って来ていない。
いや、こんなにたくさんいるとシーバ1つくらいあっても焼け石に水か。
ホテルのチェックインまで時間はまだあるので、しばらく猫と遊んでいた。
南側のヒルクライム地獄の入り口の前にトイレに行こうと思ったが、ここでも猫に遭遇した。
しかもこの猫はマイホームを持っているようだ。それに比べて人間なのに賃貸だなんて▪▪▪
しかし淡路の猫はひとなっつこい。本当にエサ持ってこなかった事を後悔した。
次の日に南淡路市の市街地に来たのでシーバを箱買いした。
まあ、この旅で猫に会う可能性は低いだろうが、安かったので。
この時はまさか淡路島を出るまでに半分以下になるとは思っていなかった。
犯人はこいつだ。(道の駅あわじにて)
一人で六袋食べやがった。