富士スバルライン

こんにちは。
輪行キャンパーのこもすけ△です。

 

皆様、富士スバルラインてご存知でしょうか?

 

富士スバルラインは富士山五合目まで行ける有料道路なんですが、有料道路にもかかわらず、自転車も走ることが出来るんです。

 

しかも自転車はたったの200円


しかもしかも、今の時期はマイカー規制がかかっているので、走っているのほとんど自転車とバスだけなんですよね。

 

「去年行った時よりも走りやすいんじゃね?」と思って行って来ました。

8月の暑い時期ですが、果たして富士スバルラインヒルクライムはどんな感じなのでしょうか?

 

行ってみたいと思います。

 

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大月駅


僕たちは最寄り駅の河口湖(富士急行線)ではなく、JRの大月駅から富士スバルラインを目指します。国道はなるべく避けて、交通量は比較的少ないルートです。


大月駅からはずっと上り坂が続きます。

 

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この暑い中行けるのか‥という心配もあるますが、僕たちの選択したルートはいたるところに自販機があって何度も水分補給しました。

 

大月駅から30分ほど走った所にある『道の駅つる』でトイレ休憩し、えっちらおっちらとペダルを回して行きます。

 

道の駅 富士吉田

 

あの有名アウトドアメーカーmont-bellも店舗を構える「道の駅富士吉田」。

 

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富士山のお膝元というだけあって富士の水汲み場も用意されています。汗だく喉カラカラの僕たちもまずこの冷たい名水で喉を潤しました。

 

ウマイ、ウマイ。

 

やはり水道水と一味も二味も違いました。

 

すると嫁が、3.8リッターの水袋にも水を"なみなみ"注いでいます。

僕「今からヒルクライムなのに何しているの?それ持って帰るの?」

嫁「富士スバルラインの途中には、トイレはあるけど自販機は無いから水を確保しているんや」

確かにその通りなんですが、こいつこの水担いでヒルクライムするのかよと驚きです。

僕らみたいな貧脚でなくて短時間で登れれば良いんでしょうけどね・・・

 

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ローディにとって命の水を確保し安心仕切った僕たちはいそいそとレストランへ向かいました。

 

時刻は午前10時30分。こちらの地方は「吉田うどん」が名物。特徴はとにかくコシが強くて硬い麺という郷土料理であります。

 

僕はわかめうどん、富士山コロッケを選択し、嫁はまぜご飯とうどんのセットにしました。食券をポチっとし自動で注文が入る仕組みです。

 

以前寄してもらった時にも関心しましたがこちら、お茶を頂くコップが富士山△
かわいらしいですね。

 

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いざ、実食

 

吉田うどん、ウマイ。

富士山コロッケ、粉チーズかかっててウマイ。

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嫁の方は・・・
「この混ぜご飯、豆入ってて素朴ながらも味わい深い一品や。
おそらくおばちゃんが漬けたであろうきゅうり、薄味ながらも混ぜご飯と相性抜群。
吉田うどんは安定のコシの強さ。
これだし汁で食べるよりも冷たくして生醤油で食べた方がコシの強いのがより強調されるやろな。」

 

ご馳走様でした。

 

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富士スバルライン


道の駅をあとにし、ようやくスバルライン料金所に到着です。

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料金所のおっちゃんに一人200円づつ支払いゲートをくぐりいよいよ富士スバルラインヒルクライムスタートです。1,088メートルからのスタートです。

 

スタート直後に、ある異変に気がつきます。

 

その異変のせいで今回はゴールまで行く自信がなくなりました。

 

その異変とは、「スタート直後だというのに僕の足はもう完全に売り切れている」

 

ええ、完全に売り切れていましたね。

 

大月駅からスバルラインの入り口までの坂道ハンパねぇー。

 

その上、マイカー規制とは名ばかりで大型バスの数ハンパねぇー。
僕たちローディをギリギリに攻め、追い越した際にはブワッっと排気ガスを浴びせる。
なかなかやるねぇ( ゚Д゚)

 

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登りは良いとしても5合目まで行ってしまうと下りが大変だなあという考えがちらつきます。

 

僕らローディーにとって富士山の頂上は5合目ですが、いったいそこに何があるのかを改めて考えます。

 

別にキャンプ場があるわけでもないので、今日は何としてでも行かなければならないわけでもありません。

 

5合目には何があるのか

 

モチベーションを上げるために考えます。

 

そう、5合目にあるのは

 

中国人観光客の集団

 

無理する必要はないという事で、2合目と3合目にある樹海台駐車場を本日の頂上にしました。


足は売り切れていましたが、せっかくだから♫と。
樹海台駐車場1,663メートルで富士山を眺めたり、樹海を眺めたりして遊びました。

 

 

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河口湖

空が夕方から夜へと姿を変えようとする頃、僕たちは河口湖畔の公園にいました。
この頃になってようやく富士山の全体像が雲から姿を現しました。

 

 

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あたりにはひぐらしのBGMが響き渡ります。
日が暮れると湖畔周辺の建物の電気が点き、富士山は黒いシルエットとなり、なぜか僕は東京へ帰りたくないという強い思いが沸々と湧いてきました。

 

「旅の終わりは旅の始まり」と嫁。

そうですね。

 

この旅が終わればまた新しい旅が始まる。

そう自分に言い聞かせ、河口湖駅より僕たちは帰路に着きました。