荒サイ0キロ地点の直線に獣がでるて噂知ってるかい?

こんにちは

輪行キャンパーのこもすけ△です。

 

猛威をふるった台風が過ぎ、無事ブロンプトンの納車が終わった翌日。
僕たちはロードバイクで荒サイの様子を偵察に行った。

 

噂によると、荒サイ上流方面は行けないとかなんとか。
なら下流方面、0キロ地点を見に行ってみようとなりました。

 

さらに今回はもう1つの目的がありました。

 

僕の方のロードバイクが最近ペダルを踏んだときにカチッカチッという音がします。

 

色々調べたが原因が分からず、嫁のペダルと自分のペダルを交換してみる事にしました。

 

f:id:rinkocamper:20191027213906j:plain

f:id:rinkocamper:20191027213917j:plain


ちなみに二人ともフラットペダルですが、嫁のペダルはギザギザしていてペダリングはしやすそう。でも輪行の時などひっかけると痛そう。

 

路面は濡れていますが、びしょびしょではなく自転車で走る分には特に問題ありません。

 

ただ、たまーにカニさんが居るので、ゆっくり走りましょうって感じです。

 

また、ペダルの方も異音がせず良い感じです。しかも嫁の方も特に問題なく、クランクとペダルの相性が悪かったのでしょうか

 

4キロ地点から0キロ地点にかけては特に問題なく走れるといった結果を胸に、もうすぐ0キロ地点である新砂リバーステーションだと思っていた時。

 

ぁああ!!!

先を走る嫁の後ろに何か生物の影を見つけてしまったのです。

 

自転車を止め、スマホのカメラを用意するためゴソゴソとカバンの中を漁っている時。


その生物は姿を現したのです。


犬?
ちび熊?
ハクビシン
犬ぐま?

と頭の中は真っ白な僕。

 

身体が真っ黒な生物は僕の足元までやって来ました。

 

え? これって?

 

嫁も自転車を止めてカバンの中をガサゴソ漁りだしました。

 

写真を撮るために携帯を探してるんですね。

 

しかしカバンの中からスーパーの袋の音が辺りに響くだけで、なかなか携帯は見つかりません。

 

どうやらその音に反応したようで、謎の生物は嫁の足元へ行ってしまいました。

そう。

 

その生物とは・・・

 

タヌキ。

 

タヌキは嫁の足に鼻をちょん。

 

f:id:rinkocamper:20191027214802j:plain

「むっちゃ鼻濡れてるー」

 

タヌキは嫁の足に体をちょん。

 

「毛、むっちゃ硬いやんけ。ジョリ(犬)より硬いでー。」と、言っていると今度は嫁の反対側の足に前足をかけてタッチです。

 

意外と爪が痛かったようで、嫁は岩のようにじっと固まっています。

 

f:id:rinkocamper:20191027213314j:plain

さらに今度は僕がスマホ探しごそごそしていると僕の方にタヌキが近づいてきました。

 

f:id:rinkocamper:20191027214831j:plain

やばい、怖い

 

逃げようとしたその時ですが、ガリといかれました。

 

見て下さい。太ももに引っ掻き傷が残りました。

 

f:id:rinkocamper:20191027213340j:plain

f:id:rinkocamper:20191027213358j:plain

 

いやタヌキではなくペダルで引っ掻けたんですどね。

 

f:id:rinkocamper:20191027213421j:plain

 

このペダルやっぱり怖い。

 

実は謎の生物であるタヌキ一行はあと5匹ぐらいがピューと走って行くのを目撃していた僕。

 

嫁は10匹ぐらいがちょろちょろ走って行ったのを目撃したそう。

 

だからこの人懐こいタヌキさんに「みんなもう行っちゃったよ。早くみんなと合流しなあかんよ。」と話しかけました。

 

さすが人間に化けるだけあって、人間の言葉が分かるのでしょう。

 

その後は「はーい」とばかりに、仲間が走って行った方向にスタスタと姿をけしていきました。

 

今まで走って来た荒サイにまたまた新たな一面を垣間見た不思議な気持ちになりました。


その後、無事に新砂リバーステーションに着きました。

 

f:id:rinkocamper:20191027214037j:plain

ロードバイクは泥で無残な姿になってました。

 

f:id:rinkocamper:20191027214056j:plain

雨が降り出し、風が吹き出し半そでの僕たちはとても寒く、そうそうに帰路に着きました。